ラグビーワールドカップ2019開幕まであと少し。
前回の奇跡の勝利を実現した立役者の五郎丸選手をサポートし、今回のワールドカップで最も期待が高い松島幸太郎(まつしまこうたろう)選手。
日本代表の中でも幅広くポジション(フルバック、センター、ウイング)が出きることもあり、今大会も活躍が期待されています。
その松島選手はお父さんが外国人でお母さんが日本人ということでハーフで特徴深い印象を持たれることが多いですね。
母が旅の途中南アフリカでジンバブエ人の父と出会いそして結婚を、母曰く一人っ子でも三人分の愛情を込めて元気いっぱいに育てられたと言う松島選手。
今では日本代表に欠かせない存在にもなった松島選手のしなやかななランとキレのあるステップそしてビッグプレーやチャンスの場面でも常にアタックする源は桐蔭学園高等学校でのラグビー人生からと言っても過言ではないでしょう。
今回はそんな松島選手の桐蔭学園高等学校とはどんな学校なのか、そして伝説となった学生時代の全国制覇までをご紹介していきたいと思います。
出身校の桐蔭学園高等学校は偏差値65の難関学校!ラグビー部は全国大会常連校
現在、松島幸太郎選手は1993年生まれの26歳。
小学校は東京都文京区の千駄木小学校に通い当時やっていたスポーツはサッカーでFWをやっていました。
中学は同じく文京区の公立中学文林中学校で最初はバレー部に入部、在学途中父の勧めで中学1年の途中から中学2年生の終わりまで南アフリカのグラハムカレッジに入学しこの時期からラグビーを本格的にスタート。
中学2年に帰国した際はクラブチームワセダクラブに入部。
頭角を現してきた松島選手にワセダクラブの指導者自身がOBである高校ラグビー全国大会の常連校桐蔭学園高等学校に進学を勧めスポーツ推薦で入学しました。
その桐蔭学園高等学校は偏差値65の進学校のエリート学校。
有名な函館ラ・サール高校の偏差値が69ということを考えれば桐蔭学園高等学校は高い偏差値の高校だとお分かりになると思います。
桐蔭学園高等学校にも有名人の方が卒業されていました。
俳優の織田裕二さん、同じく水嶋ヒロさんそして音楽活動だけではなくコメンテーターなどでも活躍しているデーモン閣下。
学業との両立は大変だったと思いますが、1年生から全国大会にも出場し2年生では全国2位、そして3年生では悲願の全国制覇を成し遂げた松島選手。
その全国制覇では数々のドラマが生まれ、当時のスポーツニュースでも話題にも上がる出来事もありました。
次ではその出来事についてご紹介していきましょう。
伝説となった史上4度目の両校優勝!高校生史上でもっとも凄い選手とも
高校2年生の時あと一歩で優勝を逃し、翌年の高校での選手活動最後になる全国制覇に掛けた松島選手。
この決勝で高校ラグビー史上4度目の出来事が起こりました。
それは両校優勝。
前年優勝の東福岡高校に後半開始早々大幅に点をリードしていた桐蔭学園高校ですが終盤に執念で同点に追いつかれ残念ながら試合終了。
全国高等学校ラグビー大会はルール上延長もなく同点の場合戦った両校が同時優勝となります。
この結果、桐蔭学園高校が悲願の初優勝を遂げることになりました。
この時の戦いを観て、多くの方が松島選手を高校生史上最も凄い選手と絶賛される声が多く出ていたそうです。
松島選手は当時の思い出をこう語っています。
当時の思い出はやはり花園
3年間出場出来て、3年のとき初めて優勝しました
けれど負けた時の方が印象に残っています
負けて強くなるというサクセスストーリーを積み上げた最強の男はこうも語っています。
考えるラグビーが高校で身についた
練習の時からミスを選手同士でワンプレーずつ分析し、試合中に解決できる習慣がつくことができた
50種類以上のハンドリング練習をこなし、手先が器用になった
この大会後、個人としても高校日本代表にも選ばれるなどエリート街道まっしぐらの松島選手。
ラグビーワールドカップ2019への道筋もこの時期から出来上がっていたのかも知れませんね。
まとめ
ラグビーワールドカップ2019日本代表への期待を背負っている松島幸太郎選手の記事はいかがでしたでしょうか。
桐蔭学園高校が進学校であったことを初めて知った方も多いのではないでしょうか。
勉学とともにラグビーの猛練習のおかげで数年後の活躍がご自身にはわかっていたのかも知れません。
これからの松島幸太郎選手の活躍を期待しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
-
松島幸太郎はハーフ!両親の国籍は?父の故郷より日本代表を選んだ勇者
2020年の東京オリンピックと共に日本が待ち望んでいるスポーツがやってきます。 chocoラグビーワールドカップのことだね 第9回ラグビーワールドカップは2019年9月20日から日本が舞台となり開催さ ...
続きを見る