総合格闘家の青木真也選手最近は選手活動だけではなく、様々なメディアにも注目されて脚光を浴びています。
そんな青木選手が話題になっている本を出版しました。
題名は
″ストンロング本能 人生を後悔しない「自分だけのものさし」″
日本はもとよりアジアでの総合格闘技界をリードしてきた青木真也選手が″空気を読んではいけない″に続いて2作品目の今作もインパクトが強い題名で一度聞いたら忘れないくらい。
題名だけではなく中身も青木真也選手自身の経験からメンタルの鍛え方、迷わない方向性、自己防衛の仕方などフリーランスとしての生き方も沢山書かれている内容となっています。
そんな青木真也選手の自信作″ストンロング本能 人生を後悔しない「自分だけのものさし」″と共にプロフィールなども含めてご紹介していきたいと思います。
青木真也選手とは
青木真也(あおきしんや)選手は1983年5月9日生まれの36歳。
静岡県静岡市出身の総合格闘家およびプロレスラーです。
柔道では参段、ブラジリアン柔術では黒帯を取得されています。
現在はシンガポールにあるEvolve MMA所属。
小学3年生から柔道を始め、東海大第一中学、静岡学園高校へと進学。
当時から柔道では通常使わないような飛び付き腕十字などの技術も貪欲に取り入れたりしていたそうです。
静岡学園高校を卒業後、早稲田大学人間科学部に進学。
柔道部にも在籍し、全日本ジュニア強化選手にも選ばれましたが、柔道部内で衝突を繰り返しており監督から呼び出されてクビを宣告され、大学3年生の時に格闘家としてのプロデビュー。
DEEPなど格闘技イベントを経てプロフェッショナル修斗に参戦し2006年2月17日に修斗世界ミドル級を史上最短の5戦目にして世界王座獲得しました。
2006年3月に大学卒業後、警察官(静岡県警)となりますが2か月で退職して、本格的なプロ格闘家として活動開始。
同年当時人気爆発中だった総合格闘技イベントPRIDEへの参戦が決定。
PRIDE崩壊後は総合格闘技イベントDREAMへも参戦。
この時は第2代DREAMライト級王者にもなり、同時に海外にも進出しています。
DREAM崩壊後は戦場をシンガポールのONEチャンピオンシップを主戦場として活躍。
ONE世界ライト級王者には2度王座獲得をしています。
その他RIZINで桜庭和志を撃破。
現在は実質のフリーランスで格闘技以外にもプロレス、執筆活動などで活躍。
また意外なところではお笑い芸人のハリウッドザコシショウは従兄弟だということもスクープされています。
タイトル歴
総合格闘技
第8代修斗世界ウェルター級王者
第2代DREAMライト級王者
初代WAMMA世界ライト級王座
第2代ONE世界ライト級王者
プロレス
第42代DDT EXTREME級王座第
1341代アイアンマンヘビーメタル級王座
読んでみた感想は?
青木真也選手はツイッターなどされていて、いつもは大変気持ちの強い方に見えます。
しかしこの著書に書かれている青木真也選手は人間としての本音の部分をさらけ出しています。
試合前など本当は逃げ出したい気持ちなど書かれていて人間は誰でも緊張もするし落ち込むことがあることなど気持ちが伝わりやすく書かれています。
メンタルに弱みがある方も青木真也選手の書かれている
″自分だけのものさし″
がこれからの人生の突破口になるかもしれません。
人間誰にでも鬱はあると言います。
私は青木選手も悩み苦しんだ時期に、鬱になった事があるのかなぁって思ってました。
それほどメンタルに対しての記事ついては日頃の青木選手とは裏腹のデリケートに心のケアを書いています。
悩んだ時こそこういう助言は助かりますね。
そのほかにも個人事業者としての考え方など大変参考になる事を多く書かれていますね。
物事の割り切り方は大事な事。
自身の契約交渉などの内容も赤裸々に書いており、誰でも起こりうる金銭交渉などでの妥協を必要悪として割り切れるところが凄いです。
過去PRIDE、DREAMなどの崩壊からの実体験があったからこそここまで言い切れるのでしょうね。
この本を読み終えてフリーランスの方だけではなく一個人として生きていく為と現実社会で生きていく術がこの1冊に書かれていると私は思いました。
最後に
青木真也選手は各方面自由に発言されて様々な物議を交わしていますが、本当の人間としての生き方としては間違ってないのではと考えました。
協調性だけでは生きていけない。
だけど人として生きていくためには歩み寄りも必要。
本当の青木真也選手の姿を読んでみることも皆さんの人生にとってプラスになることもあると思います。
気になった方は是非一読どうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。