昨年V6井ノ原快彦さんと共に司会を勤めていたNHK朝の人気情報番組″あさイチ″を卒業後NHKを退職された人気キャスター有働由美子(うどうゆみこ)さん。
今では日本テレビnews zeroのメインキャスターとしてもおなじみになってきました。
そんな有働由美子さんがNHK時代に執筆したエッセイがありました。
本の題名は
ウドウロク(新潮文庫)
NHK時代から元気よく伸び伸びとされている印象でした。
今回はそんな有働由美子さんの魅力がみっちりと詰まっている″ウドウロク″をご紹介して行きたいと思います。
有働由美子さんとは?
news zeroで嵐の櫻井翔さんともキャスターとして共演している有働由美子さんは1969年3月20日生まれの50歳。
血液型はO型。
鹿児島県日置郡郡山町(現・鹿児島市)で生まれたのち、ご両親と共に幼少期から兵庫県並びに大阪府で育っていったそうです。
趣味は読書、旅行、料理など。
中学・高校時代は剣道部所属で剣道2段の腕前だそうです。
大阪府立北野高等学校、神戸女学院大学文学部総合文化学科卒業後1991年NHK入局。
入局4年目には『NHKニュースおはよう日本』を担当したのちに『サタデースポーツ』、『サンデースポーツ』、オリンピックの中継・、NHKニュース10』、『スタジオパークからこんにちは』、『あさイチ』など数々の人気番組でキャスターを担当しました。
この間に2001年 〜2003年、2012年 〜 2015年では『NHK紅白歌合戦』で紅組司会および総合司会を担当も。
2007年6月にはアナウンサー職のままアメリカ総局(ニューヨーク)へ異動。
アメリカ総局から東京アナウンス室へ復帰後の2010年3月29日から2018年3月30日まで『あさイチ』のキャスターを担当したのちNHKを退職されました。
現在はマツコデラックスさんと同じ事務所″ナチュラルエイト″へ所属し日本テレビのニュース番組″news zero″でメインキャスターを務められています。
ウドウロクを読んでみた感想
この本は当初出版が2014年になっていますが、当時の考えとの相違から2018年に再編集され新たに追加されています。
有働由美子さんの性格が凄くわかる1冊です。
結婚式の司会をよくされたそうですが、通常ならしなくてもいい心配をして感情移入されたりして仕事以上の疲れも感じたそうですがそれでも最後は好きでやっているって感じでちゃんとオチも考えられてます(笑)
しかし女性として恥ずかしいことだったとしてもしっかりと本に書かれているところが魅力を感じてしまいますね。
ほかにも40代を過ぎスーパーへの買い物でレジ待ちをしている時に周りに対して自分の買い物は少しだけなのに並んで申し訳ないと思うような気弱になるところも書かれていて、テレビの前での有働由美子さんとは違う一面に更に共感を得てしまいます。
他にも海外支局時代にあるキッカケをもとに英会話が上手になった出来事や、恋愛での男の人に甘えれない自分に対するもどかしさ、両親に対する愛情の気持ちなど読んでいてほっこりできる気持ちが出てきます。
恋愛事情に関してはまさに女性の代弁者。
人前では強い女性を見せても実際はナイーブな心を持っていて、この本を読まれた方なら共感された方も沢山おられるのではないでしょうか。
また笑ってしまった話で紅白歌合戦の裏側での谷村新司さんに裸を見られた話もあっけらかんと書かれていていました。
谷村新司さんはラジオなどでもエッチな話もよくされるのでこのような出来事でも普通なのかなと思えてしまいました。
アラフォー世代の女性に共感が持たれることがよくわかる1冊に出来上がっています。
最後に
有働由美子さんは過去にこう話された事があります。
「絶対無理をしないをベースにしているんです。」
「特に好かれようとも思わず、自分に枠を作らなくなったので本当に楽になったし、覚悟ができました。」
50代に入っても輝き続ける女性はいつまでも魅力たっぷりですね。
ウドウロクを読んだら有働由美子さんの元気を分けてもらえそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。